✖複合店型は衰退する 求められる美容室形態を知る事があなたのサロンを持続させる。

4年前位前(以下)の未来予想を読み返してみた。
思わず、感心してしまう自分に面白さを感じました。

 

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人美人 2019年~2029年

「未来の理美容業」

 

HMBRHair marketing beauty research)は、未来の理美容を研究開発する機関であり、HMIGを窓口に理美容サロン運営をバックアップします。


HM理美容とは、今までの理美容技術にマーケティング理論を練り込んだ技術を言います。

 

「お客様の喜びの価値、理美容師の仕事の価値」に専念出来る環境をつくります。
客単価アップ、商品の販売、再来店などのアプローチをせず、理美容技術に専念するだけで、理美容資産となるプログラムです。

 

※今まで、あなたが誰かの為にやって来た事には間違いはなく、一番正しい事ではなかっただけです。 今までの経験を活かし、今までに捉われる事無く、今、そして未来に向けて積極的に取組むことが大事なんです。

 

<<未来展望>>
これからの社会はどう変わり、理美容業界はどう変わるべきか

★人手不足(人手あまり (AIマーケティング、 ロボット化 キャッシュレス化)

近年、どこでも人手不足が続き、人手不足を補う為にAIやロボット技術などで、人でなくても大丈夫な仕事(営業マン、経理、販売員など)を増やす事で人手不足を解消する方向に向かっています。


また、キャッシュレス化に伴い、電子マネーのクレジットカード、デビットカード、老人カード、ポイントカードなどの利用が加速、特にPayカードの利用が爆発的に増え、経理のスリム化となり、サロンの収益も増えるので、カード利用受け入れの準備は欠かせません。

 

2024年からは紙幣やコインが新しくなり、現金を使う際には、混乱もありますが電子マネーの場合は、その影響は全くありません。

スーパーやコンビニなどのレジに人が要らなくなりレジロボットとなり、スマホやPCに向かって話しかければ要望に答えてくれるなどAIマーケティング、 ロボット化 キャッシュレス化による社会変革が、商売の在り方を変えてしまいます。

★労働条件(労働時間42時間 社会保障 健康管理 能力開発等)

現在、人手不足から人手あまりに向かっているとしても、現状では人手がゼロと言うわけに行かないので、自分一人でサロンをやっていたとしても、労働条件を円滑にしなければ、いい仕事は出来ず、お客様も手離す事になりかねません。

 

過去の慣習や労働環境をそのまま引きずって来たこの業界は、いまだにその状況から脱出できずに労働時間などを無駄に使っています。

週42時間(1日7時間)でサロン運営に必要な収益をもたらすと言う成果を生み出す事が出来ていないのです。

 

1000円カットを馬鹿にする人たちがいますが、現実的には1時間当たりの生産性は6000円と言う生産性を達成しています。

自サロンで1時間6,000円、30分3,000円と考えればわかりますが、お客様にして見れば1000円カットなら3~6回も出来るのです。

 

当社には、10,000円と言うカットも存在し、少ない人でも全体のカット平均には貢献します。

さらに8月より当サロンも人美人技術、商品を10%UPの値上となりますが、お客様離れなく進めています。

 

自分たちの価値はお客様が決めるので、お客様にとって価値のあるメニューを常に考え、価値交換をすることで収益は増え、お客様も満足します。

カラーグレスアップ、グレスアップカットなどをメニューに盛り込むだけで収益は簡単に増えるのです。

★収益構造(物価上昇 収益減少 値上げ 売上比販売率のマジック(7:3、5:5、1:9)レッスンメニュー)

この画像の様に、今までの施術売上のみに頼る経営は、適正な理美容室の経営を行き詰まらせることになっている。

当然だと思いますが、例えば、施術売上50万円のサロンの利益は、家賃、水道光熱費、福利厚生などの経費を差引くと手取り20万になるかならないかです。

 

ここに利益50%の商品の販売が15万になると7.5万加算され、手取りが約27万円になります。

この様に、施術以外の収益が増える事で、サロン経営や万が一の備えに取組むことも可能になります。

 

ところが理美容師が施術意識の習慣がなかなか取れずに、無理にお客様へ商品を売り込んで、離客になってしまい、それを恐れ、積極的に販売に取組をしない方向へ行ってしまいます。

結局、いつまで経っても、技術だよりになっているのんです。

 

これからのサロン運営をしっかりやる為には、技術以外の収益構造をつくる事に常にチャレンジし続ける事が重要と考えるべきです。。

★店舗形態(専門店 総合店 専門店集合型)(✖複合店型は衰退する)

 

これからの理美容室の形態はどうなって行くのかわかりやすく例えると、「病院」を思い浮かべて頂くと分かりやすいかと思います。

 

今の美容室は専門店と言うよりは、小さなデパート(複合店)的で髪の事に関しては全てやってるサロンが多く、今後は一つ一つが中途半端になる事が予想されるため、得意な所をいくつかに絞った形が今後は望まれます。

 

例えば、毛染め専門店、カット専門店、着付け専門店、縮毛矯正専門店です。

総合店にする場合は、大きな店舗内に毛染め専門者、カット専門者、デザイン専門者などの構成とする事です。

 

また、各専門店が建物をシェアし集合体となる事が求められます。

 

集客構造(新規客 絶対顧客 (販売、レッスン、施術))

 

お客様のニーズ(リサーチ)による徹底したマーケティングが重要!
お客様に対し、ともすれば、意外に自分本位な対応をしている事に気付かず施術や会話、アドバイスをして居る事が多い。
私もふっと気づくと自分本位になっている事に気づき、焦る事もしばしばです。

 

「お客様や自分の周りの人の為に、自分なりに考えている」と言う人が意外に多いがこれは「自分なり」=「勝手に」「自分本位に」と言う事になる。
周りの「意」とする事をしっかり把握せず、会話や行動をしても意に添わないから、一生懸命やっても的外れなのでうまく行かない事が多くなる。

 

例えば、

何かの試合をする時に、相手の事が分からず「俺は大丈夫、絶対勝てる」なんて全く保証できるものではなく、挑む人がいます。

勝つ為には、相手や状況をしっかり把握し、挑み、勝つ確率を上げる事です。

 

お客様は、サロンに「きれいになる」為に来ていますが、きれいになって頂く為には、美容室から一歩外に出てからが重要であることも理解しなければなりません。

絶対顧客を得る為には重要となります。